東山心臓血管コホ−ト研究
[最終更新日:2008年7月22日]
地域紹介
猊鼻渓
猊鼻渓
■人口
岩手県一関市東山地区(旧東磐井郡東山町)
7,967人(2005年10月1日現在)

■年齢構成
平均年齢48.7歳(平成17年)

■地域の特徴
東山町(ひがしやまちょう、面積87.72km2)は、岩手県の南部に位置していた町である。2005年9月20日に、旧・一関市、花泉町、大東町、千厩町、室根村、川崎村と合併し、新たな一関市となった。東山町では、日本で最古の鍾乳洞と言われる3億5千万年前の地層を呈する幽玄洞や、国の名勝に指定された猊鼻渓(げいびけい:写真)などが観光地として有名である。

・一関市ホームページ
http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/
コホート概要
■歴史
本コホートは、平成14年から東山地区の保健センターの協力の下に実施されている。2000名弱の住民に対し、ベースライン調査では心エコー図検査などの高度な循環器系検査を実施し、現在、その後の追跡調査と更なるコホ−トの拡大を行なっている。

■調査項目
問診、身長、体重、血圧、血液検査、栄養調査、身体活動調査、心エコー、BNP, CRP, ABI/PWVなど

■主な成果(いずれもPubmedへリンク)
・Kon H, Nagano M, Tanaka F, Satoh K, Segawa T, Nakamura M. Association of decreased variation of R-R interval and elevated serum C-reactive protein level in a general population in Japan. Int Heart J. 2006 ;47:867-76.

・Nakamura M, Tanaka F, Sato K, Segawa T, Nagano M. B-type natriuretic peptide testing for structural heart disease screening: a general population-based study. J Card Fail. 2005 ;11:705-12.

・Nagano M, Nakamura M, Sato K, Tanaka F, Segawa T, Hiramori K. Association between serum C-reactive protein levels and pulse wave velocity: a population-based cross-sectional study in a general population. Atherosclerosis. 2005 ;180:189-95.

・田中文隆. 地域住民の左室収縮機能障害と拡張機能異常の頻度とその特徴. 岩手医学雑誌. 2005 ;57:277-85.

・佐藤権裕. 大動脈と末梢動脈の収縮期血圧値の差異と臨床指標との関連 地域住民を対象とした研究. 岩手医学雑誌. 2005 ;57:249-55.

■研究の特徴
本研究は、地域住民を対象に詳細な心臓・血管系の検診(特に心エコ−図法や動脈ステッフネス測定)と新しいマーカー検索(BNPや高感度CRP)さらに心臓血管系問診(ロ−ズ法)や栄養調査を行いどのような因子が死亡や各種心血管疾患発症の予測に重要であるかを明らかにする。
風景(検診場所付近)
風景(検診場所付近)
検診風景(心エコー図検査)
検診風景(心エコー図検査)
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