佐渡コホート
[最終更新日:2012年9月21日]
地域紹介
■人口
新潟県 佐渡市62,727人(平成22年国勢調査人口)

■年齢構成
平均52.1歳,高齢化率36.8%(平成22年国勢調査)

■地域の特徴
 佐渡市は平成16年3月1日、佐渡島(さどがしま)内の全市町村(両津市、相川町、佐和田町、金井町、新穂村、畑野町、真野町、小木町、羽茂町、赤泊村)が合併して発足した。佐渡島は日本海に浮かぶ島で,面積は、855km2,本土四島を除くとわが国では沖縄本島に次いで二番目に大きな島である。古事記ではわが国の原型となる大八洲(おおやしま)のうち七番目に生まれたとされており,令制においても一島が一国の佐渡国(さどのくに)として扱われている。古くは流刑の地として知られ,順徳上皇,日蓮,世阿弥など名だたる歴史上の人物が流されている。そのためか,御陵などの遺跡のほか清水寺(せいすいじ)など京都にちなんだ名前の旧跡も散見される。戦国末期から明治にかけては世界有数の金の産地であり,17世紀には世界一の金産出量を誇ったといわれる。また古代より海運の要衝で,江戸期には北前船の寄港地として栄えた。国際保護鳥・朱鷺(Nipponia nippon)の里でもある。

 佐渡の産業といえば農畜産業,水産業,生産物としては佐渡米,佐渡牛,おけさ柿,および様々な海産物が有名。第一次産業が就業別人口割合では24%(平成17年度),生産額では市内総生産の約5%(平成16年度)を占め,いずれも新潟県平均(各々7.5%,2.3%)より高い。海と歴史を生かした観光業も重要な産業である。

・佐渡市ホームページ
http://www.city.sado.niigata.jp/
コホート概要
■歴史
JALSの統合研究への参加を目的として新たに発足したコホートで,平成14年に試験的に佐渡総合病院の人間ドック受診者590名,旧・金井町一地区の基本健診受診者175名で登録を始めた。平成15年に佐渡島全10市町村の基本健診受診者と佐渡総合病院の人間ドック受診者を対象として本格的な登録を行い,合計8,462名がコホートに参加している。

■調査項目
統合研究のMinimum requirement項目の他,血清CRPを測定。
血清は保存されている。

■研究の特徴
佐渡島には大きな病院が佐渡総合病院しかなく,心筋梗塞や脳卒中で入院が必要となった症例のほとんどが佐渡総合病院で把握されるため罹患の追跡精度が高い。また佐渡市との関係も良好で,死亡・転出や毎年の健診データを利用した追跡も確実に行われており,佐渡総合病院以外で死亡した症例についても市内全病院から協力が得られていることから生死・死因についても高い把握率を獲得している。対象者の島外への流出が少ないことも特徴である。
・佐渡総合病院
 http://www.sadosogo-hp.jp/

 研究代表者:百都健(病院長)
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